『こころの手をつなごうえー ―子ど もが考える子どもの人権―
 
 赤川次郎監修  
 アムネスティインターナショナル日本編
 2006年/A5判/176ページ/1800円+税

アムネスティ「子どもの人権」作文コンクール入選作・佳作作品と講評集。人権をテーマに子どもたちが手繰り寄せた「なんか、へんだな』。――親子関係の行き違い、いじめや虐待。チョコレートのひとかけらから外国の児童労働の実態を知り、紛争地の子どもたちに思いをはせる・・・。やわらかな子どもの感性とおとなの暖かなまなざしが行き交う、格好の、子どもの人権もんだい読本。

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 <目次>

まえがき                    イーデス・ハンソン

第1章     
「子どもの人権」作文コンクール入選作品

大人のルール、子どものルール
特選 私たちの小さな社会            北川結衣
―作品についておとなからのメッセージ
 なんか、おかしい               赤川次郎
いじめをなくそう
入選 卑怯な暴力                長縄好恵
佳作 いじめ撲滅                松田優花
佳作 学校の中の思いやり            野口綾子
―作品についておとなからのメッセージ
いじめから「人間理解」を深める子どもたち     尾木直樹
虐待と親子関係
入選 虐待をなくすこと             高橋茉衣
入選 ことばの暴力               並河怜奈
入選 一番大切な友人のように          本田有希
佳作 この世に生まれてくる限り         大聖郁美
佳作 子どもたちを救う一歩を          清嶋美里
―作品についておとなからのメッセージ
 この変な気分は何のせい?           イラ姫
 わかりやすそうで、じつはとてもわかりにくい
  「子ども虐待」                                      信田さよ子
日本に住む外国人の子ども
入選 ウェグギントゥンロクチュン        李英美
入選 私が希望する外国人生徒への対応      蘇 h
―作品についておとなからのメッセージ
 日本に住む「外国人」の子どもたち       沼尾 実
 日本を内から豊かに              朴慶南
世界で起きていること
入選 心の手をつなごうえー           谷本 圭
入選 紛争地域の子どもの人権を守るために    西藤 剛
入選 私たちにできる第一歩           渡辺みなみ
佳作 世界の子どもたち             赤荻真奈美
佳作 世界の子どもと私たち           松下綾花
―作品についておとなからのメッセージ
  紛争下の子どもたち              佐藤真紀
  いまの日本の子どもたちは           下村靖樹

第二章
 
<選考過程>
自分で見つけ、考え、つづった作品群     
  赤川次郎 イーデス・ハンソン
                                       石坂 啓
深め、引き寄せ、さらに広める          落合恵子


第三章 
<座談会> 
どんな子どもでしたか?       
      赤川次郎 イーデス・ハンソン 石坂 啓
あとがき                    搆 美佳K

[
巻末資料]

1子どもの人権条約
2アムネスティとは
3「子どもの人権」相談先団体一覧 

<書評から>
 国際的な人権擁護活動を行っているアムネスティ・インターナショナルの日本支部は、人権教育活動の一環として「子ども人権作文コンクール」を行っているが、本書は同コンクールの優秀作品を集めたものである。・・・みずみずしい意見がたくさん収められている。
(『出版ニュース』06年5月号より)

「個人情報保護法」でクラスの連絡網が作れない、病院で名前を呼ばない・・・。いじめ、虐待、在日、紛争など「何かおかしい」と感じた小・中・高校生が「子どもの人権」について作文を書いています。身近なことから世界へ目を広げ、優しく、鋭く論じます。審査員は赤川次郎、イーデス・ハンソン、石坂啓、落合恵子の各氏。
(『しんぶん赤旗』06年6月4日より)