『アフリカゾウを護る闘い―ケニア野生生物公社総裁日記』
リチャード・リーキー、V・モレル著 ケニアの大地を愛する会訳 2005年/四六判/416ページ/本体2600円+税 世界有数の野生動物大国ケニア。高価な象牙を手に入れようと相次ぐ象の密猟。政治腐敗、部族対立…。野生生物公社総裁に就任した生物学者はどう闘い、どうゾウを護ったかを描く迫真のドラマ
◎書評 『自然と人間』(05年04月号)、『出版ニュース』(05年4月中旬号)、『ソトコト』(05年6月号)、『クーヨン』(2005年6月号)で紹介されました。 <目次> 日本語版に寄せて 謝辞 はじめに 第1章 青天の霹靂 第2章 新しい人生 第3章 資金難からの脱却 第4章 みせかけの競売 第5章 決断と地方視察 第6章 密猟者そしてケニア警察との闘い 第7章 象牙の焼却 第8章 『野生のエルザの死』 第9章 脅 迫 第10章 改 革 第11章 孤独と感傷 第12章 前 進 第13章 暗 転 第14章 相次ぐ難題 第15章 中年期の憂鬱 第16章 部族間の対立 第17章 一進一退 第18章 徹底抗戦 第19章 政治の季節 第20章 両足切断 第21章 辞 表 第22章 再び野生生物公社へ、そして国家のために 訳者あとがき 書評より 『ナムイびと』創刊号(05年5月) 印鑑や装飾品の材料として珍重されてきた象牙のために、密猟が頻繁に行われ、アフリカゾウは激減 状況の改善に尽力したのが古人類学者のリチャード・リーキー。やる気のない野生生物局を短期間に立て直し、命を狙われながらも腐敗した政治家、警察に立ち向かう様子は手に汗握るものがある。象牙を使う日本も無関係ではなく、人と野生動物との共存を考えるきっかけとなる一冊だ。 『アフリカ』(05年6月号)で紹介されました。