<目次>
第1章 鶴見良行の切り開いた道 鶴見俊輔
第2章 歩くナマコ――鶴見良行の仕事と希望 池澤夏樹
第3章 人びとがつながるために
村井吉敬+中村尚司+吉岡忍+宮内泰介+熊岡路矢+内海愛子
1 市民と「市民社会」の条件
2 アジアとどうつながるか
3 国境や国家を超える
4 思想的課題としてのアジア
5 私たちはどうすればいいのか
あとがき 藤林 泰
鶴見良行の思索を手がかりに
閉塞した日本をどう変えるか
自由闊達に論じ合う
<書評>
『バナナと日本人』『ナマコの眼』など、アジアをフィールドに独自の研究を残した鶴見良行氏(一九九四年没)。その業績、思考の形を未来にいかす方途を探るシンポジウムを丹念に収録した。
学問に「大きな理論の眼鏡をかけなかった」ことが、「彼の独創」と鶴見俊輔氏。国家や国境にとらわれない南洋の移動民の存在は、“国家過剰”状態の解毒剤、という見方に「多くを教えられた」と言う池澤夏樹氏。さまざまに語られる異色の学者像から、大きな力にからめ捕られないための知の戦略が浮かび上がる。(『信濃毎日新聞』06年1月8日より)
『信濃毎日新聞』(06年1月8日)、『中国新聞』(06年1月8日)、『河北新聞』(06年1月15日)、『出版ニュース』(06年2月下旬号)、『沖縄タイムス』(06年1月17日)、『クロスロード』(07年2月号)で紹介されました。
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