市民が創る公立学校──「センセイ、つぎ何やるの?」から「わたし、これをやりたい!」へ

佐々木洋平 著
四六判/264ページ/本体1700円+税
2001年5月/978-4906640409

子どもの興味と好奇心で学びの内容を決め、親と教師が支援し、社会と結びつく責任ある生き方を育てる。点数主義ではないホンモノの学力が身につくチャータースクールがゆきづまる日本の教育を変える。

目次

第Ⅰ部 もうひとつの公立学校を創る
 第1章 子どもが主体の学びの場
  1 フリースクールが始まった
  2 夢の学校のサマーキャンパス
  3 手ごたえを感じて

 第2章 もうひとつの公立学校を創ろう
  1 いまの学校の限界を感じる
  2 学校を創るぞ
  3 新しい公立学校の理念

 第3章 「超」学校とチャータースクール
  1 子どもの好奇心から始まるサドベリーバレースクール
  2 特別に認可されるチャータースクール

 第4章 みんなで創る公立学校
  1 市民の力によるボトムアップ
  2 NPOが吹かせた新しい風
  3 公立学校をめざす四つの理由
  4 法律の壁を、こう超える

第Ⅱ部 わたしたちの学びのスタイル
 第5章 「センセイ、つぎ何やるの?」から「わたし、これをやりたい」へ
  1 お気楽タイム
  2 新しい小学校のイメージを固める
  3 三つの柱と学びのスタイル
  4 教育理論を研究する

 第6章 自由と基礎学力と評価
  1 子どもが学びを決める自由
  2 わたしたちの考える基礎学力
  3 興味や関心を広げるための評価

 第7章 湘南小学校の生活と組織
  1 湘南小学校の生活
  2 ともに学校を創るための組織
  3 さまざまな規定

第Ⅲ部 21世紀は学校を選ぶ時代
 第8章 湘南発全国へ
  1 コミュニタリアン
  2 願いを形にするために

 第9章 全国に新しい公立学校を創る会を創ろう

エピローグ チヒロが変わった

書評

書評オープン


 かつて授業の不成立という事態に直面し「いまの学校の限界」を感じた体験や、「もうひとつの公立学校をつくろう」と決心するまでの経緯や活動の手ごたえなどを率直につづっている。また、①学区を設けない②無学年制の導入③学習内容の自主決定④外部からの人材募集-といった湘南小学校の具体的な仕組みや組織、アメリカで盛んなチャータースクールの内容も紹介。教育とは「だれのため」「何のため」をあらためて問いかけるとともに、教員と市民が連携した新しい市民運動の一つのあり方も提示している。

『神奈川新聞』(2001年7月16日より)


そのほか『月刊オルタ』(2001/8-9月号)でも紹介されました。