開発NGOとパートナーシップ──南の自立と北の役割

下澤 嶽 著
四六判/184ページ/本体1900円+税
2007年8月/ISBN 978-4861870378

途上国と先進国のNGOが対等な関係を築き、真のパートナーシップを実現するためには、どうすればいいのか。長年の現場での活動経験から、南のNGOの自立への道と北のNGOに求められる役割を探る。

目次


プロローグ 南北NGOの現実的な協働をめざして

第1章 開発NGOにおける「パートナーシップ」の検証

第2章 自己資金を集める南の開発NGO

第3章 活動資金を出す市民とNGOの関係

第4章 21世紀の北のNGOの役割

あとがき

 

著者プロフィール

下澤嶽(しもさわ・たかし)
1958年愛知県豊橋市生まれ。1981年愛知大学法経学部経済学科卒業。2005年一橋大学大学院社会学修士課程修了。大学卒業後、1981年から英国のCSVの長期ボランティアに1年間参加。帰国後は日本青年奉仕協会、世田谷ボランティア協会を経て、88年から93年まで(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会の駐在としてバングラデシュへ。98年に同会事務局長。2002年7月に退職。現在、(特活)国際協力NGOセンター事務局長。平和構築NGOジュマ・ネット代表。法政大学非常勤講師。一橋大学大学院社会学専攻博士後期課程在学中。