カタツムリの知恵と脱成長 ――貧しさと豊かさについての変奏曲 中野佳裕 A5判/152ページ/本体1400円+税 2017年12月 ISBN 978-4-86187-142-9
中野佳裕(なかの よしひろ) PhD(英国サセックス大学)。専門は社会哲学、開発学、平和研究。国際基督教大学社会科学研究所非常勤助手、同大学教養学部非常勤講師、明治学院大学国際平和研究所研究員、上智大学グローバルコンサーン研究所客員研究員を兼任。NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)アドヴァイザリー委員。大学では開発学、平和学、国際政治経済学分野の講義を担当。共編著に『21世紀の豊かさ──経済を変え、真の民主主義を創るために』(コモンズ、2016年)、共著に『21世紀の左派――北と南の対話へ向けて』(ジャン=ルイ・ラヴィル、ホセ・ルイス・コラッジオ編、スペイン語、2014年/フランス語、2016年)、『脱成長の道──分かち合いの社会を創る』(勝俣誠、マルク・アンベール編著、コモンズ、2011年)など。訳書にセルジュ・ラトゥーシュ著『〈脱成長〉は、世界を変えられるか?――贈与・幸福・自律の新たな社会へ』(作品社、2013年)、ジャン=ルイ・ラヴィル編『連帯経済――その国際的射程』(北島健一・鈴木岳との共訳、生活書院、2012年)セルジュ・ラトゥーシュ著『経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』(作品社、2010年)など。詳細はウェブ研究室まで。