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◎読者からの感想
生活に密着した参考書としてすばらしいの一言である。詳細に調査した結果に基づいて書かれており、ダイオキシンや環境ホルモンを知る参考書としても役立つ。また、危険なプラスチックの基礎知識のデータも大変生活に役立つ、大学の環境科学の参考書として推奨します。槌田氏の著書は生活密着型であり、今後のさらなる出版活躍を期待します。(男)
◎書評
ダイオキシンの危険性は確認できても、どのようにして発生し、大気・土壌を汚し、健康を脅かすのかについては、よく知らない人が多いだろう。そのメカニズムや、国の対応、ごみ処理の現状など社会的な側面を解説、避ける方法を教えてくれる実用書。
筆者は農薬などによる環境汚染に詳しい研究者だ。
結局、有効な対策は、不要なものを買ってごみを増やさないこと、ダイオキシンのもとになる「有機塩素化合物」の使用を減らすこと、という。有機塩素環境税の創設も提案している。
身を守りたいなら、まず自分がダイオキシンのもとを出さないよう、日用品ひとつひとつを吟味して選ぶ。それぐらいの覚悟が求められているようだ。(『朝日新聞』99年4月19日)
※そのほか、『日刊ゲンダイ』(99年5月6日)、『日本農業新聞』(99年5月31日)、『月刊廃棄物』(99年6月)、『晨』(99年6月)、『食べもの文化』(99年10月)などで紹介。
<目次>
第一章 敵=ダイオキシンを知る
1
敵は、ひとつではない
2 塩素の結合位置と毒性の強さ
3 猛毒ダイオキシン(2、3、7、8ITCDD)
4
ダイオキシンはどこから発生しているのか
5 ダイオキシンによる環境汚染
6
私たちはダイオキシンを何からどれぐらい摂っているのか
第二章 環境ホルモンとダイオキシン
1 環境ホルモンとは何か
2
環境ホルモンの影響
3 とくに問題が大きい環境ホルモン
4 環境ホルモンの区分と対策
第三章 プラスチックの基礎知識
1
暮らしにあふれるプラスチック
2 危険なプラスチックの見分け方
3 添加剤もよくチェックしよう
第四章 日本政府の対応
1
いぜんとして甘い基準
2 早急に必要なごみ焼却場のダイオキシン対策
第五章 ダイオキシンの根源を探る
1
有機化合物の危険度の見分け方
2 廃棄物の処分方法を考える
3
ダイオキシンの代表的な塩素源
第六章 ダイオキシンを防ぐ暮らし
1 基本的な考え方
2 すぐにできること
3
みんなの力で取り戻す安全な暮らし
4 塩素税で環境をきれいに
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