森の道楽―自分の森を探検する

藤澤和人
四六判/168ページ
本体1500円+税

2009年10月

ISBN-10: 4861870658
ISBN-13: 978-4861870651






第二の人生の指南書!
団塊の世代のごく普通のサラリーマンが
森に魅せられて6ヘクタールを購入
50代半ばで早期退職し、同じ趣味に開眼した妻とともに
やすらぎの空間の手入れに勤しむ日々を描く


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<目次>

はじめに

第1章 道楽の始まり?
 始まりは山歩きと家庭菜園/畑にできそうな土地を探す/雑木林の開墾/…

第2章 理想の山林を求めて試行錯誤
 家の近くに二番目の土地を購入/人工林には食指が動かない/…

第3章 広い森を手入れする日々
 道に迷うほどの森を入手/はじめに境界の整備から/ハチ対策は入念に/…

第4章 後半生を遊ぶ
 山仕事を待ちわびる/早期退職に応募/カツカツ自適/…

第5章 近くの山林を手に入れたいあなたへ
 資金を貯めるカギは日々の節約/森を楽しむには四〇代から/…

あとがき


<書評>

 広島県東広島市に住む、ごく普通のサラリーマンが、森に魅せられて6ヘクタールを購入して安らぎの暮らしに浸るエッセー。流行の「田舎暮らし」ではなく、森林を少しずつ整備しながら、面白い形の木や大きな岩の発見に感動し、季節の移ろいに心を満たす――。これを「森の道楽」と言うのだ。著者は車で30分の所に通いながら楽しむ。「配偶者の説得を覚悟の上で、あなたもいかが」と薦める。
 森林(雑木林)購入の価格は、近隣に比べて10分の1〜30分の1。境界線を整備し、ちょっとした畑もつくる。早春にはマンサクの花、夏にはギンリョウソウのかれんな花、、秋にはツタの紅葉、冬には冬芽の観察を楽しむ。
 自宅から通っているため、田舎暮らしのような気負いはない。配偶者も徐々に同じ趣味に開眼している、と言う。(日本農業新聞09年10月26日より)



著者 藤澤和人さんを主人公にした番組が放映されました!
初回 5月23日、アンコール放送は8月中旬に放映されました。

■Mi/Do/Ri 〜緑遊のすすめ〜■
「広島の森を遊ぶ〜緑遊人 藤澤和人」

リポーター:アーサー・ビナード

<番組内容>(※番組ホームページより抜粋)

ミドリはいのちの星、地球の象徴。この番組では植物、水、土などの自然をいつくしみながら暮らす「緑遊人」たちを紹介する。

この回では…
広島県東広島市。山に囲まれた自然豊かな町に、“荒れた森”に命を吹き込む緑遊人がいます。「自分の森」で、木々の手入れに打ち込む藤澤和人さん(62)。早朝から日が暮れるまで、妻の節子さんと一緒に枯れた木や枝を切り、森に光りを与えています。
24年前、家庭菜園をやろうと土地を探したものの、高値で手が出せず断念。悩んだ末に見つけたのが、ヤブと化した荒れ果てた森でした。2年に及ぶ開墾、そこで森の中に身を置く楽しさに目覚めた藤澤さん。少しずつ貯金をしては森を買い足し、今では6ヘクタールの森を持つに至ったのです。野鳥の鳴き声や木々の香りを体中で感じる喜び。目を凝らせば、大きく成長しようと背を伸ばす幼木や、面白い形の木との出会いがあります。
森でキャンプなどのレジャーを楽しむのではなく、森自体をそのまま楽しむ藤澤さんの森遊び。少年のような笑顔はじける緑遊人を紹介します。



『日本農業新聞』(09年10月26日)、『出版ニュース』(09年12月下旬号)、Mahoroba(vol.2、09年12月号)『ガバナンス』(No.105、10年1月号)、『現代林業』(10年1月号)、『自然と人間』(vol.163、10年1月号)で紹介されました。