地域間の共生に向けて
開催概要
地域・地域間研究機構は、発足以来、「和解の多様性を探る」(2015年度)、「グローバリゼーションの進展と新しい世界ルールづくり」(2016年度)、「反グローバリズムを超えて」(2017年度)、「新グローバル秩序を考える新たな視点」(2018年度)という4回の(国際)シンポジウムを開催し、西欧諸国発の経済グローバリゼーションとそれの浸透に伴って非西欧地域で発生した軋轢を中心に、地域間関係を多面的に研究してきた。また、日本では、2018年12月に出入国管理法および難民認定法が改正され、特定技能2号という熟練技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格が新設され、特定技能2号外国人の配偶者および子に対し在留資格を付与することを可能とする規定が整備された。しかしながら、日本ではこれらのいわば「潜在的移民」を一定期間滞在後に帰国する外国人労働者と位置付け、こうした「移民」の受け入れにどのような問題があり、どのような準備が必要なのかが必ずしも十分に理解されていない。そこで、機構が設置された5年目にあたる2019年度は、これまでの研究の中間報告として、「地域間の共生に向けて」というタイトルで国際シンポジウムを開催する。
- 日 時
11月21日(木)/ 13:00~17:15 - 会 場
早稲田大学小野記念講堂 - 参 加
無料、どなたでも参加できます - 言 語
日本語・英語(同時通訳あり) - 主 催
早稲田大学地域・地域間研究機構 - チラシ
登壇者
・ステファーノ・バルトリーニ(イタリア・シエナ大学)
・西山隆行(成蹊大学)
・鍋嶋郁(早稲田大学)
・吉野孝(早稲田大学)
・黒田一雄(早稲田大学)
・鈴木規子(早稲田大学)
・ファーラー・グラシア(早稲田大学)
≪敬称略、順不同≫
プログラム
・基調講演
・セッション1
・セッション2
⇒プログラム詳細はこちらをご参照ください。
お問合せ
シンポジウム事務局:早稲田大学地域・地域間研究機構 ORIS Office
TEL: 03-5286-1458
Email: [email protected]