買ってもよい化粧品
 買ってはいけない化粧品

境野米子著
A5判/104ページ
本体1100円
+税
2000年10月/20


ISBN-10: 4906640338
ISBN-13: 978-4906640331


化粧品は危険な物質だらけ。それでも、やっぱり使いたい。
そこで、薬剤師の知識と使用体験から、「よりましな商品」と「絶対に避けるべき商品」約150を紹介、Q&Aで化粧品選びのポイントも。


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<目次>

まえがき
化粧品選びの5つのコツ

第1章 買ってもよい化粧品
 1 伊勢半、コーセーなど
 2 ハーバー、CACなど
 3 ちふれ化粧品の化粧水
 4 オーブリー オーガニクスの化粧水
 5 ハイムのファンデーション
 6 ゲノムの保湿液
 7 大島椿の保湿剤
 8 DHCのオイル
 9 アクセーヌのアトピー性皮膚炎患者用化粧品
 10 資生堂の尿素入りハンドクリーム
 11 ネパリ・バザーロなど
 12 大正製薬の発毛剤
 13 マンダムの整髪料
 14 合成界面活性剤が使われていない石けんシャンプー
 
第2章 買ってはいけない化粧品
 1 環境ホルモン入り化粧品
 2 花王ソフィーナ、コーセー、資生堂など
 3 オキシベンゾン入り化粧品
 4 エスティ ローダーのパウダーファンデーション
 5 RoC社の化粧水
 6 クリスチャン ディオールの目もと用美容液
 7 コーセーの美容液
 8 カネボウ化粧品のパック
 9 花王のウェットティッシュ
 10 ファンケルなど
 11 ピエール ファーブル ジャポンなど
 12 ピエール ファーブル ジャポン、日本RoC
 13 タカラの子ども用化粧品
 14 ライオンの制汗デオドラント
 15 ワーナー・ランバートの男性用シェービングフォーム
 16 P&Gヘルスケアや中外製薬のニキビ用クリーム
 17 ケミカルピーリング
 18 シワ取り手術・魔法
 19 花王のシャンプー・リンス
 20 リマナチュラルクリエイティブの染毛剤
 21 マンダム、花王など
 22 花王、ツムラなどの入浴剤
 23 ニュー スキン ジャパンの化粧石けん
 24 資生堂、カネボウ化粧品

第3章 Q&A 安全な化粧品の選び方<<抜粋>>
 ・境野さんは、どんな化粧品をどのくらい使っているのですか?
 ・100%安全な化粧品は、ありますか?
 ・外出時は、紫外線を避けるためにファンデーションをつけたほうがよいと思いますが、どうでしょうか?
 ・化粧水、乳液、クリーム、美容液など、いろいろすすめられます。
  どれも使わなければならないのでしょうか
 ・朝と夜用のクリームの成分に、ジブチルヒドロキシトルエンと書かれていました。
  「毒性に問題がある」と言われたので心配です。
 ・ノンパラベンの化粧品が増えていると聞きました。
  ポストパラベンの主要剤といわれるフェノキシエタノールの安全性は?
 ・自分で化粧品を作ってみたいと思います。何がよいでしょうか? また、作り方を教えてください。
 ・人気のアロマ・テラピーって、効くのでしょうか?
  アレルギーを起こしやすい香料が含まれているとも聞きましたが...
 ・私は卵や乳製品などでアレルギーを起こします。
  化粧品の場合は、どんな成分に気をつけるべきでしょうか?

さくいん
メーカー名、商品名、化学物質名


<読者からの感想>
 
 ちょうど化粧品に含まれた成分の有害性を考えていたところでした。商品選びの参考にさせて頂くとともに、本当にいい化粧品って何だろうと考えるよい機会になりました。(24歳・女)

 この本は写真と実名入りで、何がどう悪いか細かく書かれているので、とてもわかりやすかった。薬品に関する知識が全くないので、何をどう選んでいいか困っていたが、この本を参考にしながら、情報に流されないで、自分の目で商品を選びたいと思いました。(32歳・女)

 早速この本を参考にして、CACのメーカーさんにカタログを頼んで送ってもらうことにしました。「無添加」だからと言っても、全メーカーが必ずしも大丈夫ではなくて、ちゃんと見極めなければならないんですね。(24歳・女)


<書評>
 

化粧品による皮膚障害は後を絶たないが、化粧品なしの暮らしは成り立たない。
 約百五十の化粧品を「買ってもよい」「買ってはいけない」に分けた。例えば、環境ホルモン物質の疑いの濃い「オキシベンゾン」入りの日焼け止めファンデーションは「買ってはいけない」。しかし、有機合成色素の「タール色素」を含まない口紅は「買ってもよい」。商品名やメーカー名もついている。
 来年三月からは、化粧品の全成分表示が実施される。本書のようなガイドがあれば、化学物質名が並べられても、有効に利用できそうだ。(『朝日新聞』2000年11月29日)
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 食べ物の安全性の知識は、今はかなり浸透し、メーカーにも変化が現れてきた。しかし、肌に直接、それも長時間触れる化粧品についての意識は、消費者の側にさえ十分と言えない。そんな状況の中で、本書は、家族や自分自身の病気を通して暮らしの安全を考えてきた薬剤師でもある著者が、具体的な商品名をあげることで、化粧品の安全とは何かを伝える本になっている。その判定の根拠は明確で、かつ硬直していない。百パーセント安全な化粧品はありえないとの立場に立ちつつ、譲れないポイントを提示する。あまりになじみある名前の並ぶリストに驚きながら、化粧品とは一体何なのだろうと不思議な気持ちになった。(『母の友』03年3月)