『地域漁業の社会と生態
 −海域東南アジアの漁民像を求めて』

北窓時男著
2000年/A5判/328ページ/3900円+税

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<目次>
序章 海域東南アジアへの旅立ち
第1章 地域漁業の時間と空間

 1 地域漁業の時間軸
 (1)漁業史の概観
 (2)地域漁業の現在
 2 地域漁業の空間軸
 (1)海という対象
 (2)人間という主体
 (3)道具という手段


第2章 漁民の集合と分散

 
1 マラッカ海峡の漁民と魚商人
 (1)マラッカ海峡の漁業環境
 (2)ルパット島の漁民と頭家
 (3)ベンカリス島の漁民と頭家
 (4)「頭家・漁民」関係の決定要因
 2 マルク海の漁民と水産会社
 (1)移動分散型社会とPIRシステム
 (2)各地のPIRシステム
 (3)「核会社・漁民」関係、その外的決定要因
 (4)「核会社・漁民」関係、その内的決定要因
 (5)漁民の集合原理


第3章 漁業技術の蓄積と変容

 1 伝統的まき網漁業の技術蓄積
 (1)ジャワ島東部のパヤン漁業
 (2)漬け木の技術蓄積
 (3)パヤンの技術蓄積
 (4)漁村社会の変容
 2 伝統的まき網漁業の持続性
 (1)プラブハンラトゥ港の自然と漁業
 (2)漁場形成の条件
 (3)パヤンの技術蓄積

 
(4)パヤン漁業の持続性を支える条件

第4章 漁村と地域の形成

 
1 マラッカ海峡の漁村と張網漁業
 (1)ベンカリス県の張網漁業
 (2)半農半漁村の張網漁業
 (3)純漁村の張網漁業
 (4)生産力の展開と漁業経営
 (5)漁村の形成要因
 2 マルク海の風土とカツオ一本釣り漁業
 (1)カツオ一本釣り漁業の変遷
 (2)カツオ一本釣りの技術と経営
 (3)地域産業としてのカツオ漁業
 (4)地域の形成と「場の包容力」


第5章 漁業の伝播と適応

 
1 まき網漁業の伝播と、その生態
 (1)パヤン系の種類と分布
 (2)漬け木の分布と生態
 (3)巾着網・リングネット系の種類と分布
 (4)まき網漁業の伝播と適応
 2 ブギス人の移動と敷網漁業の伝播
 (1)バガンの種類と分布
 (2)南スラウェシ半島と風土とバガン
 (3)ブギス人の移動とバガンの伝播
 (4)バガンの風土と伝播パターン


第6章 圏的地域とネットワーク世界

 
1 空間のアイデンティティ
 (1)地縁技術共有という考え方
 (2)地縁技術共有圏の設定
 (3)地縁技術共有圏の形成と変容
 2 海域ネットワークと漁民の世界観
 (1)漁民にとっての空間と時間
 (2)空間のネットワーク
 (3)時間のネットワーク
 (4)海域ネットワーク社会の基本要素
 (5)世界観をつくる

あとがき