北の彩時記

−アイヌの世界へ−

計良光範(ヤイユーカラの森運営委員長)
 四六判 208ページ 本体1800円+税


自然とともに生きるアイヌの暮らしや文化を、季節のめぐりやさまざまな伝承をとおして詩情豊かに描く珠玉のエッセイ。万物のいのちを大切にする先住民の姿勢から私たちが学ぶことは、きわめて多い。
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< 目次 >

まえがき 2

第1章 春……冬の残り香から夏の輝きへ 11
雪が解けたら…… 12
イトウの花 14
木の乳 16
シノ・パイカル 18
オハウ・キナ 20
山菜の王者 22
カッコウが鳴くと…… 24
桜前線 26
花の名前 28
クマの名前 30
シカの名前 32
動物たちの名前 34
人間の名前 36
赤ん坊は神の子 38
子どもの名前のつけ方 40
談判する鳥 42
嫌われもののカエル 44
大きな魚 46
春の魚 48
長い者 50
ヌサとイナウ 52
いのち 54
すべてのものには役割がある 56

第2章 束の間の夏は女の季節 59
夏の村 60
樹皮をはいで保存 62
トゥレッ
の採集 64
オントゥレッ
を作る 66
仮小屋を造る 68
夜に鳴く鳥 70
村を守る神 72
沖にいる神 74
夏の海漁 76
雨と虹 78
川の魚 80
鳥の伝承 82
セミとホタルとカの話 87
夏の虫たち 90
ノミとシラミ 92
太陽と月と星 94
お墓参り 96
舟を使い分ける 98
アイヌの信仰 100
アイヌの世界観 102

第3章 実りの秋は冬へ急ぎ足…… 105
収穫の喜び 106
サケの名前 108
カムイ・チェ
110
いろいろなサケ漁 112
新しいサケへの祈り 114
サケの料理 116
中秋のころ 118
シャクシャイン祭り 120
クナシリ・メナシの戦い 122
イモと豆の昔話 124
人間と神 128
秋の仕事 130
アイヌの家 132
薪集め 134
山の実り 136
ラウラウ 138
冬の気配140
トリカブトの毒 142
狩りをする神 144
愚かな人間 146
ヤドリギの神秘 148

第4章 冬は狩りの季節 151
火の起源 152
天地創造 154
お正月 156
先祖供養 158
冬の暮らし 160
アイヌ文様 162
クマ狩り 164
イオマンテ 168
シカ狩り 170
口承文芸 174
神のユーカ
176
人間のユーカ
−ポイヤウンペの闘い 180
白い鳥の神 184
アイヌの楽器 186
カラスとカケス 188
復活したタンチョウ 190
難読地名が多い理由 192
音が意味をもつアイヌ語 194
アイヌの歴史(一)−一四世紀まで 196
アイヌの歴史(二)−松前藩の成立と支配 198
アイヌの歴史(三)−分断支配から無主地へ 200
アイヌの歴史(四)−「北海道旧土人保護法」による同化政策 202
アイヌの歴史(五)−奪われた権利の回復へ 204
アイヌの歴史(一)−先住民族としての誇り 206
世界の先住民族 210

あとがき 213


『NETWORKING』(11年9月20日号)で紹介されました。