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◎書評より
道を間違えたバスの運転手に、乗客たちが指さし示す方向はてんでバラバラ……。不便で非効率的で、騒々しく、つまりは人間的。そんな愛すべき「ローマの平日」をつづったエッセー集だ。豊富な写真と暮らしのひとコマを描くイラストから、街の空気感が伝わってくる。
元新聞記者の著者は、主婦として住み始めた初めての地で、言葉を学び、バスの乗り方を覚え、買い物に緊張する。そしてついには町内の市場で顔なじみの客に。小さな失敗や喜び、発見を積み重ねる毎日から、人を幸せにする都市ローマの素顔が浮かび上がるようだ。(『朝日新聞』05年5月4日)
イタリアの南へ行くほど、トマトはおいしくなる―。食いしん坊で好奇心いっぱいの著者が、2年半ローマに暮らした経験を、楽しい写真と文章でつづった。生活者ならではの視点が新鮮だ。
ローマ在住の日本人の間には、『ローマは大阪だ」という説が流布している。理由は、食べ物がおいしくて、どんな店に入っても失敗がないから。著者の紹介する街の味はどれも魅力的。(『毎日新聞』05年4月5日)
このほかasahi.com「ニュースの本棚」(05年3月9日)『モダンリビング』(160号)、『ヴァンテーヌ』(05年5月号)、『トランタン』(05年6月号)でも紹介されました。
<目次>
歌って、演じて、イタリア語/すてきなおせっかい/降ります、降ります!
朝ごはんにパネットーネ/われらがチャンピオン/17世紀の柱時計
天使が舞った夜/キノコの王様/太陽さえあれば
街に教わる色づかい/マンマの宝箱/潮の香りのジェノヴェーゼ
犬も歩けば・・・/ジェラートをアイス/お水はどれに?
花の都の体育会系料理/列はどこ?/村のワイン祭り
ピアーノ、ピアーノ/八百屋学校の粋な教材/気分は女優
じーっと、ぱーっと/「お厚い」のがお好き/ローマのナポリ屋
アパートの鍵貸して/毎日が「スリ」リング/夜ごはんはピッツァ・バッサ
洞窟のブルスケッタ/そうよ、私はイタリア人/サカナを食べると
みんなで渡れば怖くない?/頑固オアy時のトマト味/幸せの音
おまけ:ローマのおすすめレストラン
あとがき
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