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<目次>
序 章 実践の知をどう創るかー解題と論点の整理
第T部 地域に学ぶ科学技術
第1章 現場からの学問の捉え直しーなぜ、いま水俣学か
第2章 やわらかい技術の必要性
第3章 問題解決型の学問・民際学
第4章 地域からつくる循環型社会
第U部 開発と環境のせめぎあい
第1章 生活の質をめぐってー「自然の本源的優越性」のための実践的覚書
第2章 それはもちますか?−われわれはいかなる開発をめざすのか
第3章 地域の資源を誰が利用するのか−「周縁」からの視点
第4章 生活を組み立てるということと調査研究
第V部 市場主義を超える開発と援助
第1章 「二一世紀の開発」論に向けて
第2章 地域と余所者の支援
第3章 「開発」はいかに学習するか―「意図せざる結果」を手がかりに
第4章 内発的発展による経済自立―島嶼経済論の立場から
第W部 琉球弧・島嶼生態系の視点
第1章 ユーザーを意識した知識生産−開発と環境の両立をめざす科学とは?
第2章 生物多様性の保全における種認識の功罪
−琉球列島の両性爬虫類を対象とした研究とその保全策が示唆するもの
第3章 進化と絶滅の場としての島―沖縄やんばるの自然を見ながら考えたこと
第4章 島の鳥類相に見る生物保全
あとがき
<書評から>
・・・本書は、開発と環境、科学の役割という抽象的な主題を、豊富な研究成果から、沖縄にとって具体性を持った議論にしてみせた、秀逸な一冊である。そして何よりも、読んで面白いことが特筆に値する。
(『琉球新聞』05年9月19日より)
・・・一読して感じたことは生活のための研究書ということである。つまり今の沖縄を生きるという切実な問いに対してともに考える学問ということでもある。桜井国俊はそれは「現代沖縄研究」と呼ぶ。
・・・本書は、民俗、文化の問題を中心とする従来の「沖縄学」に対するもう一つの体系を目指しているようにも思える。開かれた実用の知というものを感じさせられる書である。
(『沖縄タイムス』05年10月1日より)
『オルタ』(07年4月号)で紹介されました。
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