ブドウ園と女子大の往復から見えてきた、これからの豊かさ

澤登早苗〈著〉A5判/160ページ 978-4-86187-172-6

生産者と大学教員の二足の草鞋を履き、都市と農村を往復しながら、有機農業運動、研究、教育に取り組んできた筆者が、わかりやすい言葉で語る日本社会の危機と「循環」「共生」「多様性」の有機農業で拓く未来。

2024年刊行予定
目次

第一部 二足の鞋を履くと農業の未来が見えてきた
第1章 父から継いだ「フルーツグロアー澤登」でブドウとキウイを育てる
第2章 恵泉女学園大学で取り組む日本独自の菜園教育プログラム

第二部 いま世界の食と農は
第3章 世界と日本の農業の課題
第4章 変わりゆく日本の農政—有機農業をとりまく現状

第三部 有機農業ではぐくむ豊かな未来
第5章 食と農と環境をつなげる教育
第6章 都市農業が役割を果たすようになった
第7章 産業としての農業から地域(コミュニティ)を作る農業へ
第8章 有機農業と平和

コラム 日本の農業はどうなっている?データで見る日本の農業
コラム みどり戦略で大きく変わった有機農業 法整備の流れ
コラム アレルギーが増えている