2019

既刊 2019

オリンピックの終わりの始まり

谷口源太郎
本体1700円+税
商業主義とナショナリズムに翻弄されるオリンピック
なぜ酷暑の8月に東京で?
ボランティアという名目の動員、無批判のメディア……
あまりに多すぎる問題点を近代オリンピックに精通した
ベテランスポーツ評論家が抉り出す […]

既刊 2019

日本の水道をどうする!?――民営化か公共の再生か

内田聖子編著
46版/252ページ/本体1700円+税
2018年12月に水道法が改正され、民営化が進められようとしている。
一方ヨーロッパ諸国は民営化の誤りに気づき、再公営化がトレンドだ。
PFI法改正を含めて世界と逆行する日本の政策をわかりやすく解説し、
自治体行政の最新の動向を紹介。
いのちを支える水をどうしていけばよいのかを考える。 […]

既刊 2019

メコンデルタの旅芸人

木村聡
本体1800円+税
なぜ、彼らは旅を続けるのか。仕事とは、生きるとは、自由とは。
地方都市をまわる大衆芸能「カイルン」の一座を追いながら、ベトナムの現在を生き生きとした文と写真で体感するノンフィクション。 […]

既刊 2019

沖縄の米軍基地を「本土」で引き取る!――市民からの提案

「沖縄の米軍基地を『本土』で引き取る!」編集委員会編
本体900円+税
本土と沖縄はあまりに異常な不平等な関係にある。辺野古の海への土砂投入は民主主義と自治の破壊にほかならない。基地の引き取りを求める沖縄の人びとの声に私たちは応え、移設候補地は国民全体で議論するべきではないか。 […]

2018

既刊 2018

清流に殉じた漁協組合長

相川俊英
本体1600円+税
山形県が建設を進める最上小国川ダムに反対していた小国川漁協の組合長が2011年2月、県との打ち合わせ日の未明に […]

2017

既刊 2017

種子が消えれば、あなたも消える ――共有か独占か [3刷]

西川芳昭
本体1800円+税
突然、食べ物の安定供給を支えてきた主要農作物種子法が廃止された。種子価格が上がる?品種の多様性が失われる?農業と暮らしへの影響や食料主権について、種屋に生まれた種子問題の第一人者がわかりやすく論じる。 […]

2016

既刊 2016

21世紀の豊かさ――経済を変え、真の民主主義を創るために[2刷]

中野佳裕 編・訳、ジャン=ルイ・ラヴィル/ ホセ・ルイス・コラッジオ 編
本体3300円+税
●コモンズ創業20周年記念出版●
経済成長至上主義への根底的批判と、共=コモンズの再構築を通じた21世紀型の豊かさの構想。
南米・ヨーロッパ・米国・日本の精鋭12名が各地の社会運動を踏まえながら、オルタナティブな経済・政治・社会への道筋を多角的に展開。 […]

既刊 2016

旅とオーガニックと幸せと――WWOOF農家とウーファーたち

星野紀代子
本体1800円+税
WWOOFは旅人と有機農家をつなぐ仕組み。旅人は農作業を手伝い、農家は宿泊と食事を提供する。お金のやりとりはない。 彼らは、みんな幸せそうに生きている。なぜだろう?その答えは、本書にある。動いてみたら、何かが変わるかもしれない。 […]

既刊 2016

海境を越える人びと――真珠とナマコとアラフラ海

村井吉敬・内海愛子・飯笹佐代子 編著
本体3200円+税
日本・オーストラリア・インドネシアの間の海域では、真珠やナマコなどをめぐって国家の枠にとらわれず人びとが移動してきた。アラフラ海を中心に19世紀半ばから現代に至るヒトとモノの交流・交易史。 […]

既刊 2016

ファストファッションはなぜ安い?[3刷]

伊藤和子
本体1500円+税
あなたの着る安い服は、アジアの少女たちの過酷な労働から生まれている!バングラデシュの縫製工場が違法な建て増しで崩壊し、1100人が亡くなった。中国のユニクロの下請け工場では、長時間労働や安い給料や劣悪な労働環境で労働者たちが働いている。では、買うのを止めれば、問題は解決するのか? […]

既刊 2016

市民の力で立憲民主主義を創る

大河原雅子×杉田敦・中野晃一・大江正章
本体700円+税
立憲民主主義、市民の力による民主主義を国会の内外で追求してきた政治家と研究者・ジャーナリストの対談集。 […]

既刊 2016

タイで学んだ女子大生たち――長期フィールド・スタディで生き方が変わる

堀 芳枝・波多 真友子・ 恵泉女学園大学体験学習(FS・CSL)委員会 編
本体1600円+税
恵泉女学園大学では、タイに長期フィールドスタディを行っている。その体験は、学生の人間力を高め、進路や生き方に大きな影響を与えてきた。よりすぐりの卒業論文を載せ、学生たちが学びの意義や現在の仕事に生かされている点などを語る。 […]

2015

既刊 2015

「走る原発」エコカー――危ない水素社会

上岡直見
本体1500円+税
日本図書館協会選定図書(第2963回)
燃料電池車の燃料・水素は原子炉(高温ガス炉)で製造される。
電気自動車やハイブリッド車の普及も電気の大量利用につながる。
エコカーの名の下で進む原発延命策を論理的に批判。小出裕章氏との対談収録。 […]

既刊 2015

学生のためのピース・ノート2[3刷]

堀芳枝 編著
本体2100円+税
第2954回 日本図書館協会選定図書
非暴力の徹底、直接・構造的・文化的暴力の克服、社会的弱者・当事者目線で考える、歴史を振り返るという4つの視点から、本来の積極的平和とは何かを語る。著者の中心はNGOでも活動する若手教員 […]