コンビニ断ち 脱スマホ――便利さはほどほどで

黒沢大陸著
46版、192ページ 本体1500円+税
ISBN978-4-86187-165-8 C0036

コンビニの利用を止めて2年半。さほど不便もなく生活している。壮絶な覚悟でやっているわけではない。暮らしに問題がないから続けられる。スマホも仕事以外は使わない。便利過ぎる生活の「過ぎる」の部分をほんの少しだけ削ぐだけで、いろんな経験ができ、いろんなことを考えられる。

目次
第1章 コンビニ断ち
1 苦労はあまりなし
2 変わった生活、見つけたもの
3 きっかけ
4 コンビニと自分
5 パクス・コンビニーナ

第2章 コンビニはインフラか
1 東大阪から広がった波紋
2 動いたセブン本部
3 オーナーの悲鳴
4 コンビニはインフラというけれど
5 災害時のよりどころか
6 弊害を考える
7 依存とその先
第3章 脱スマホ依存
1 「脱スマホ」への挑戦
2 減スマホ生活を始めてみた
3 インターネットに吸い取られる時間
4 強固になった首輪
5 脱スマホが信頼関係をつくる!?

第4章 便利さで失ったもの
1 脱ストリートビュー
2 GPSに頼らない
3 昔はどうしていた
4 「不便」は会話のきっかけ
5 写真の撮りすぎ

第5章 時間の使い方
1 遅い電車の活かし方・楽しみ方
2 携帯やスマホに毎日二時間
3 便利な道具が時間を奪っていく
4 失われる熟考時間

第6章 見直される「便利すぎる社会」
1 「不便益」を研究する
2 「不便益」の二つの方向
3 深刻化するスマホ依存
4 デジタルデトックス
著者プロフィール

黒沢大陸
朝日新聞大阪本社編集局補佐・書評委員。
1963年長野県生まれ。証券系シンクタンクを経て、1991年に朝日新聞入社。科学部や社会部で国内外の災害現場などを取材。主著『「地震予知」の幻想』(新潮社、2014年)

 

書評オープン


『2019年12月28日付朝日新聞書評欄、「編集委員の一言」、毎日新聞書評(2020年5月23日)で紹介されました。